学歴ロンダリングとは?やり方とその効果についてまとめました
こんにちは。
今回は「学歴ロンダリング」というテーマで記事を書いていきたいと思います。
日常生活をしていて「学歴ロンダリング」という言葉を使う機会はほぼ皆無ですので、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、「微妙な大学から頭の良い大学院に入学すること」といった意味で捉えてもらって問題はないかと思います。
それでは、学歴ロンダリングについて詳しくみていきましょう。
学歴ロンダリングとは
「学歴ロンダリング」の語源は英語のLaundering(洗うという意味)という言葉からきています。汚いお金を洗うことをよくマネーロンダリングといったりしますね。
それと同じように、微妙な大学から頭の良い大学院に入学することはよく「学歴ロンダリング」といって揶揄られます。
微妙な大学の定義は曖昧なのですが、自分の感覚ですと「日東駒専〜MARCHレベル」の大学から「東大、京大、一橋大、東工大」の大学院に入学すると学歴ロンダリングだ!と学歴厨の人が騒ぎだします。
帝京平成大学から東大の大学院に入学することは学歴ロンダリングではないの?と思われるかもしれませんが、日東駒専よりも偏差値の低い大学だと学力的に学歴ロンダリングすることも難しいので、そのようなパターンはあまり一般的ではありません。
また、慶應大学から東大の大学院へいったり、大阪大学から京都大学の大学院に入学することはあまり学歴ロンダリングと呼ばれません。大学のレベルが殆ど変わらないと「やりたい研究がその大学にあったんだね。」となります。なんだか面白いですね。
学歴ロンダリングで就活は有利になる?
学歴ロンダリングの真の目的は一体何なのでしょうか?
2年間だけでも東大生になるため??
いいえ、違います。就職活動で有利になるためです。
実際に、学歴ロンダリングをしたことによって元の大学からは到底就職することができないような有名企業からの内定Getに成功した大学院生は毎年山ほどいます。
STORYS.JPでちょうど良い記事があったので紹介しますね。
小森雅(こもりみやび)。1988年生まれで神奈川県出身。日本大学、商学部卒。大学3年から4年にかけて就活をするも全滅し、逃げ道として一橋大学大学院のMBAに進む。そこで大量の情報をインプットし、毎日優秀な人と議論し、課題をこなすことで実力を身につけ、2度目の就活では一流企業から複数内定を獲得することに成功。
引用:就活失敗して内定がもらえなかったからMBAにいったらスゴイことになった話
ただ、学歴ロンダリングをすれば誰でも有名企業から内定をGetできるようになるという訳ではありません。先ほど引用したSTORYS.JPの記事を読んでいただければ分かるかと思いますが、小森さんは日大から一橋大学に入学した後めちゃめちゃ努力しています。
その結果の有名企業複数内定です。
学歴ロンダリングをすることによって確かに「1次面接に呼ばれる可能性」は飛躍的に上昇しますが、その後内定をGetできるかはその人の実力次第だということはよーく覚えておいてください。
しかしこれだけ言っても、東大大学院の「学生の主な進路」みたいな欄を見て「学歴さえ手に入れれば就活うまく行くんだ!ロンダしよう!」と勘違いしてしまう学生は毎年必ずいます。
学歴ロンダリングで東大院卒になる方法
それでも学歴ロンダリングをしたい方向けに少しだけ院試情報を書いておきますね。
・大学院入試にはTOEICが必須
・東大大学院にはTOEFL(TOEICよりも得点が取りにくい)が必要
・院試の願書提出は4年生の6月くらいで、試験は8月くらい
・受ける大学院にもよるけど、半年くらい勉強すれば大抵大丈夫
・TOEICは700くらい欲しい
・東大の新領域は人気ないからおすすめ。ただキャンパスは柏にある
・他の専門科目の勉強法は大学院受験ブログみたいなのを読むべし
・研究室見学を申し込むと、大抵教授は喜んで受け入れてくれる。メールとかでアポ取ればおけ。
まとめ
・学歴ロンダリングしたからと言って就活無双できるわけではない。就職活動の結果はあくまで本人の努力と実力。
・日東駒専〜MARCHレベルの基礎学力があれば東大大学院も案外入れる。
・学歴ロンダリングという言葉は日常生活ではあまり使わないようにしましょう。引かれますので。ネットスラングみたいな感じです。
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