通訳案内士の免除制度について分かりやすく解説!【2018年版】
2018年の試験から通訳案内士の免除制度が厳しくなりました!
この記事では、通訳案内士試験の免除制度についてどこよりも分かりやすく解説します。
まず、通訳案内士の受験科目は以下のようになっています。
【1】筆記試験
(1)外国語による筆記試験
(2)日本語による筆記試験
①日本地理②日本歴史③一般常識
【2】口述試験
そのため、受験する言語を問わず
・外国語による筆記試験
・日本地理
・日本歴史
・一般常識
・口述試験
の5つの科目を通常は受験することになるかと思います。
ですが、免除制度を利用すれば
・外国語による筆記試験
・日本歴史
・日本地理
・一般常識
を受験しなくてもよくなります。
そのため、口述試験だけで通訳案内士の資格が取れてしまいます。
今回は、どのような条件を満たせば通訳案内士のどんな科目が免除されるかについて詳しく解説をしていきたいと思います。
この記事の目次
通訳案内士の免除制度について
通訳案内士の免除制度by英検&TOEIC(期限は1年)
英検1級取得→外国語筆記試験(英語)を免除
TOEIC900点以上(IPはダメ、1年以内受験)→外国語筆記試験(英語)を免除
TOEIC Speaking Test160点以上(IPはダメ、1年以内受験)→外国語筆記試験(英語)を免除
TOEIC Writing Test170点以上(IPはダメ、1年以内受験)→外国語筆記試験(英語)を免除
通訳案内士の免除制度byフランス語
フランス語検定1級取得→外国語筆記試験(フランス語)を免除
通訳案内士の免除制度byスペイン語
スペイン語検定1級取得→外国語筆記試験(スペイン語)を免除
DELEC1 or C2合格→外国語筆記試験(スペイン語)を免除
通訳案内士の免除制度byドイツ語
ドイツ語検定1級取得→外国語筆記試験(ドイツ語)を免除
通訳案内士の免除制度by中国語
中国語検定1級取得→外国語筆記試験(中国語)を免除
HSK6級180点以上(旧HSK高等試験9級以上)→外国語筆記試験(中国語)を免除
通訳案内士の免除制度byイタリア語
イタリア語検定1級取得→外国語筆記試験(イタリア語)を免除
通訳案内士の免除制度by韓国語
ハングル能力検定1級取得→外国語筆記試験(韓国語)を免除
韓国語能力試験6級取得→外国語筆記試験(韓国語)を免除
通訳案内士の免除制度by地理
日本地理1級→日本語筆記試験(日本地理)を免除
日本地理2級→日本語筆記試験(日本地理)を免除
通訳案内士の免除制度by歴史
歴史能力検定日本史1級→日本語筆記試験(日本歴史)を免除
歴史能力検定日本史2級→日本語筆記試験(日本歴史)を免除
センター試験日本史B60点以上(5年以内)→日本語筆記試験(日本歴史)を免除
通訳案内士の免除制度by一般常識
センター試験現代社会80点以上(5年以内)→日本語筆記試験(一般常識)を免除
今回のまとめ
外国語検定1級を持っていると、受験する外国語の筆記試験が免除されます。
ですが、日本語筆記試験に関して言えばコスパが悪いですね。センター日本史60点以上を目指すのであれば最初から歴史能力検定で日本史1級か2級を受験した方が絶対楽です。
過去5年以内にセンター試験を受験して、日本史や現代社会がこの得点を超えていればかなりラッキーです。
ちなみに、この記事は全国通訳案内士試験ガイドラインというpdfをもとにして書き上げました。通訳案内士を受験予定の方は絶対に読んだ方が良いです。
コメント一覧
- Comments ( 2 )
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コメント失礼します‼
こちらの記事に『センター日本史60点以上を目指すのであれば最初から日本地理を受験した方が絶対楽です。』と記載してあるのですが、、、これは誤っていないでしょうか?
正しくは、『センター日本史60点以上を目指すのであれば最初から、歴史能力検定で日本史1級or2級を受験した方が良い』ですよね?
また、なぜそっちが絶対楽とお思いになるのか理由を教えていただきたいです!
お返事お待ちしております(^^)
内山木乃実 さま
コメントありがとうございます。
内山さまがおっしゃるように誤記でしたので、訂正致しました!
ご指摘感謝します。