赤本と青本の違いを解説【ついでに黒本についてもご紹介】
受験生の皆さんこんにちは!
そろそろ、志望校の過去問を気にするころだと思います。
多くの方が、志望校の過去問を入手するために『赤本』という分厚い本を購入することかと思いますが、実は『青本』という過去問を集めた別の参考書もあるのです!
今回は、そんな赤本と青本の違いや、果たして受験生にとってどちらがオススメなのか ということをご紹介していきたいと思います。
赤本と青本の違いとは?
赤本とは
赤本の特徴は以下の通りです。
・東大は7年分過去問が入って2200円
・解説は割とあっさりしてる
赤本は、数学社が出版している過去問集です。
数学社??聞いたことない出版社だな、。
と感じた方も大勢いらっしゃるかと思いますが、それもそもはず。
この数学社、赤本以外特に有名な参考書がありません!笑
まあ、赤本の出版元というだけで それだけで収益は凄そうですが。
どの大学の赤本を購入するかにもよるのですが、通常赤本には2~7年分の過去問が収録されており2000円~4000円ほどです。
私立医学部とかだと、 年分で 円とかなのですが そこはご愛嬌。需要と供給ですね。東大の赤本は大勢の人が欲しますが、マイナー大学の赤本はあんまり欲しい人がいませんよね。そのため、マイナー大学の赤本の方が高価になる傾向があります。
赤本には、その大学の過去問だけではなく、解説も勿論収録されています。
ですが、その解説は割とあっさりしていることで有名です。。
東進の過去問解説授業があるから解説なんていらないZE!という方は赤本でいいと思いますが、そうでない方は青本も購入してみましょう。
赤本よりも解説が丁寧です。
青本とは
・過去問の解説が丁寧
・難関大学のものしかない
・赤本より少し割高
青本は、駿台文庫が出版している赤本のようなものです。もちろん青いです。
あの大手予備校である駿台が出版しているだけあって、過去問の解説がめちゃめちゃ丁寧です。
どれくらい丁寧かというと、模試の解説くらい丁寧です。これ読んで理解できなかったら志望校変えた方がいいよってくらい丁寧な解説です。
だったら赤本よりもあおほんの方が絶対いいじゃん!と思うかもしれませんが、もちろん青本にも弱点はあります。
それは、東大、京大、東工大、一橋、北大、東北大、名古屋大、阪大、九大、神戸大、、慶應、早稲田という難関大学にしか青本は用意されていないということです。
また、赤本に比べて青本の方が少しだけ割高です。
東大の赤本は7年分収録されて2200円なのにも関わらず、青本は5年分で2400円です。ちょっと高いですね。
そして、最後はどうでも良いデメリットなのですが 青本には遊び心が足りないです!笑笑
赤本には合格者の体験談といったおまけ情報が載っているのですが、青本にはそのようなものは一切載っていません。
ただ、粛々と過去問の解説を丁寧に行います。
赤本と青本どっちが良い?
結局、赤本と青本のどっちを買えば良いの?という話になると思うのですが、
第一志望校のものは、赤本と青本どちらも買った方がいいです。
私も受験生の頃は、赤本と青本の両方を買ってそれぞれの解説を見比べていました。
どうしてもお金がないよ、という場合は赤本だけ買って 気になった部分の解説は 青本を立ち読みするという作戦が良いと思います。
収録年数が多いので、赤本と青本どちらか と言われたら赤本の方が良いと思いますよ。
おまけ 黒本というのもあります
赤本、青本、ときたら当然『黒本』というものもあります。
ですが、黒本は赤本や青本のように大学の過去問を収録したものではありません。
黒本には、センター試験の過去問と解説が収録されています。出版しているのは河合塾ですね。
本屋さんで いきって『東京大学の黒本ってどこですか??』と店員さんに尋ねるのは絶対にやめましょう。恥かきます。
今回のまとめ
・迷ったら赤本を買おう!
・お金があれば青本も買おう!解説が丁寧だぞ!
・志望校別の黒本は無いから気をつけよう!!
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