【東京外国語大学】国際社会学部の評判とリアルな就職先
こんにちは!
今回は東京外国語大学「国際社会学部」の評判について、卒業生の方にインタビューをしてきました。
東京外国語大学「国際社会学部」の詳しい就職先や学生の雰囲気、学費や奨学金制度についてもっと知りたい方は東京外国語大学のパンフレットを請求してみて下さい。ネット上に掲載されていない貴重な情報が沢山見つけられますよ。
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それでは、さっそく東京外国語大学「国際社会学部」の評判について見ていきましょう!
今回インタビューをした方は東京外国語大学「国際社会学部」国際社会学科の卒業生です。
この記事の目次
東京外国語大学「国際社会学部」の評判まとめ
東京外国語大学「国際社会学部」の偏差値と入試難易度
◇国際社会学部
北西ヨーロッパ/北アメリカ…偏差値65
中央ヨーロッパ…偏差値65
西南ヨーロッパ…偏差値65
イベリア/ラテンアメリカ…偏差値65
ロシア…偏差値62.5
中央アジア…偏差値65
東アジア ..偏差値65
東南アジア第1…偏差値62.5
東南アジア第2…偏差値62.5
南アジア…偏差値65
中東…偏差値62.5
アフリカ …偏差値65
オセアニア…偏差値65
東京外国語大学の難易度は上智大学総合グローバル学部の少し下、法政大学国際文化学部の少し上くらいです。
同じ学部の友人のほとんどが、MARCHのどこかの大学を滑り止めとして受けて、蹴ってこの大学に来ていました。国立大学で受験の日程が遅いため、この大学を志望していても、先に上智大学や国際基督教大学等に合格するとこの大学を受験せずに先に合格した大学に入学する人も多い印象です。
国立前期で東京大学や一橋大学に落ちた人が後期でこの大学を受けていました。
東京外国語大学「国際社会学部」の志望理由
私は高校生の頃から英語を勉強することが好きで、英語以外の言語も勉強してみたいと思っていました。 その中で、東京外国語大学国際社会学部を志望した理由は4つあります。
一つ目は、様々な国や地域の言語を学べると思ったからです。東京外国語大学には27の専攻言語があると聞いて魅力に感じました。二つ目は、実家から通えることです。この大学は東京都府中市にあり、新宿駅から電車で30~40分で通うことができます。
三つ目は、国立大学であることです。私は海外留学を希望していたため、奨学金を借りずに通える大学を志望していました。四つ目は、海外留学制度が充実していることです。この大学では海外の多くの大学と姉妹校提携を結んでおり、交換留学制度が充実しています。
東京外国語大学「国際社会学部」に入学してから感じたギャップ
私が東京外国語大学国際社会学部に入学してから感じたギャップは教育方針と英語の授業、ゼミについてです。
入学前は、様々な国や地域について広く学べると思っていました。しかし実際は、専攻した地域の言語の授業が週5日、文化や歴史の授業が週2日あり、一つの地域について深く学ばせるという教育方針でした。入学前は英語の授業が充実していると思っていましたが、2年生以降は英語の授業は必修ではなく、希望する人だけが抽選式で受講する仕組みでした。
ゼミについては、入学前は自分の専攻言語の先生のゼミに所属すると思っていましたが、3年次にコース選択があり、自分が卒業論文で書きたいテーマに合わせて所属ゼミを選べるため、全く違う地域を専門とする先生のゼミに所属することもできます。
東京外国語大学「国際社会学部」の外からみた評判と、内部生からみた評判
世間からの評判
私は2019年度卒で一般企業に就職しましたが、就職活動中は東京外国語大学国際社会学部の学生は、英語ができるという印象を持たれていました。この大学は知名度が低く、国立大学であることをあまり知られていないため、親戚や地元の人からの評判は必ずしもよいわけではありませんでした。
出身高校では英語の授業に力を入れており、この大学を志望する生徒が多くいました。そのため、後輩や先生からの評判は良かったと思います。
内部生からみた評判
東京外国語大学には言語文化学部と国際社会学部しかありません。私が所属していた国際社会学部は言語文化学部と比べて少し偏差値が高いというデータが出ていますが、そこまでの差を感じたことはありませんでした。
国際社会学部に在籍している学生は帰国子女や親が外国籍の方が多く、皆海外に興味があり、とても勉強熱心な傾向があります。それぞれの専攻言語によっても傾向が違います。英語専攻は一番偏差値が高く、人数も多いので和気藹々とした印象です。英語の先生を目指す学生が多いです。日本語専攻には留学生と、日本語教師を目指す学生が多いです。
東京外国語大学「国際社会学部」のそれぞれの学科で勉強すること
東京外国語大学には言語文化学部と国際社会学部の2学部しかありません。言語文化学部には言語文化学科、国際社会学部には国際社会学科しかありません。
国際社会学科では3年生から、現代世界論コース、国際関係コース、地域社会研究コースの3つのコースに分かれて専門的な勉強をします。現代世界論コースでは哲学、社会思想、ジェンダー、メディア等について学びます。個性的な先生が多いのが特徴です。
国際関係コースでは領土問題、地域紛争、国際機関やNGOについて学びます。外交官を目指す学生が多いです。地域社会研究コースでは自分が専攻する地域の政治、経済、歴史等について深く勉強します。実際に現地へ行ってフィールドワークを行う授業などもあります。
東京外国語大学「国際社会学部」のリアルな就職先について
東京外国語大学国際社会学部では優秀な層は官公庁に就職します。中でも、外務省が一番人気です。その他にはJICAやJETROなどの国際機関に就職する学生も毎年一定数います。また、この大学の大学院や、早稲田大学、慶応義塾大学等の大学院、海外の大学院へ進学する学生もいます。
普通の学生は一般企業に就職します。商社、メーカー、航空、金融が多い印象です。具体的な企業名を挙げると、商社では丸紅、三井物産、住友商事など。メーカーではトヨタ自動車、パナソニック、ブリヂストンなど。航空では日本航空などです。金融では、SMBC日興証券、大和証券、三菱UFJ銀行などです。
残念な層は就職浪人したり、中小企業や自分が希望していないような就職先を選択したりします。人数は少ないですが、海外留学中に現地企業でインターンシップをし、そのまま現地企業に就職する学生もいます。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、東京外国語大学「国際社会学部」の卒業生の方にインタビューをした内容をご紹介してみました。
東京外国語大学「国際社会学部」の詳しい就職先や学生の雰囲気、学費や奨学金制度についてもっと知りたい方はぜひスタディサプリ進路で東京外国語大学のパンフレットを請求してみて下さい。
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