【酪農学園大学】農食環境学群の評判とリアルな就職先


こんにちは!
今回は酪農学園大学「農食環境学群」の評判について、卒業生の方にインタビューをしてきました。

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それでは、さっそく酪農学園大学「農食環境学群」の評判について見ていきましょう!
今回インタビューをした方は酪農学園大学「環境システム学部」生命環境学科の卒業生です。

※2017年「環境システム学部」が廃止され、「農食環境学群」となりました。

酪農学園大学「農食環境学群」の評判まとめ

酪農学園大学「農食環境学群」の偏差値と入試難易度

◇農食環境学群
循環農学類…偏差値40
食と健康学類…偏差値35
食-管理栄養士…偏差値42.5
環境共生学類…偏差値40

酪農学園大学環境システム学部(現農食環境学群)の難易度はボーダーフリーで、だれでも入学できます。

偏差値を調べれば37や40とでますが、獣医学部(現獣医学群)以外であれば、酪農学園大学は学費を払って入試を受ければ、だれでもすぐに入れます。私含め同期たちは獣医になりたい、動物看護師になりたいというプライドだけ持っていて、努力も能力も足りない人が、とりあえずそれっぽい学部に入ろうとして受験しました、という感じでした。

酪農学園大学「農食環境学群」の志望理由

漠然と動物にかかわる仕事がしたいと思っていたのですが、高校時代までずっとこれといった努力もしないまま、とりあえず動物関係で入れるところを消去法で決めて、この大学を志望しました。

将来なんて何も決まっていなくて、それでも動物が好き、特に鳥類の知識はある、というそれだけの嗜好と強みを伸ばそうと考えていました。本当は大学もそれほど行きたくなく、ほとんど大学の所在地である北海道で暮らしてみたい、という下心の方が強かったです。大学見学の際にみた大学寮の、どこか古びた感じに惹かれた、というのも選択したひとつの理由です。

酪農学園大学「農食環境学群」に入学してから感じたギャップ

大学そのものにはほとんど期待はしていませんでしたが、講義や実習は案外面白かったです。自分の興味のある分野を、最高の環境で学べている実感は確かにありました。また、同じ専門知識を持っている子や、自分とは違うジャンルの知識を持っている子が新鮮で、思いのほか刺激的な環境でした。

環境学という、かなり偏りのある学部学科ですので、合わないと感じた子はやめてしまったり、別の学校に転学したりしていましたが、自分の得意な専門があれば、かなり楽しめる大学だと思います

酪農学園大学「農食環境学群」の外からみた評判と、内部生からみた評判

世間からの評判

札幌の小料理屋さんのアルバイトに応募したのですが、面接の際に大学名を言うと鼻で笑われました。偏差値の低さかと思ったのですが、卒業生で、現在タレント兼花畑牧場代表の田中義剛をイメージされたそうです。学部の偏差値の低さも有名ですが、田中義剛の卒業した大学、大きな牧場のある大学というイメージが強く広まっているそうです。

また、狩猟管理のゼミがあることから、地元の猟師や猟友会などにも名前が広まっているそうです。

内部生からみた評判

コミックの『動物のお医者さん』がヒットした際に「環境のお医者さん」と銘打ったり、荒川弘の『銀の匙』が流行りだした際には寄せた広告を打ち出したりと、学科も大学全体もかなりミーハーな印象があります。環境学という、学問自体人気もなく、偏差値も飛び切り低いため、そういった世の中の流行廃りに飛びついてPRしなければ学生を確保できないのだと思います。

広い牧場や、大学構内を動き回る野生のエゾリス、学食のエゾシカ肉を使ったメニューなど、学内アピールによく動物を絡めて、イメージアップをはかっているようにみえます。

酪農学園大学「農食環境学群」のそれぞれの学科で勉強すること

学類になってからどう変わったかはわかりませんが、基本的に生命環境学科は野生動物や自然環境の調査、研究を主軸に実習を重ね、講義を進めていきました。HPを確認しても、おそらく現在もそのスタンスは変わっていないと思います。

土壌や水質、空気や森林の調査から、野生動物の狩猟管理、鳥獣保護といった動物絡みの調査、エントロピーを専門にしたゼミや講義もありました。基本的には実習が主体で、ゼミでも野外でのフィールドワークが軸になっているものも多いので、意外と体力勝負です。

ヒエラルキーは明瞭で、獣医学部(学類)か、それ以外かでわけられています。学生によってはあの学部より上、あの学部より下、みたいなことを言っている子もいましたが、学内外問わず、獣医かそれ以外か、のわけ方が一般的でした。

酪農学園大学「農食環境学群」のリアルな就職先について

優秀層はさらに大学院に進学し、大手企業で薬品開発したり、研究職に就いています。どれだけ優秀であっても、大学卒業からそのまま大手の研究職に就いている学生は皆無だと思います。また、狩猟管理や鳥獣保護の観点から公務員に就いた子も何人かいます。教職に就いた子もいました。また、準国家資格である生物分類学検定を取って、環境調査を行う会社に入った子もいます。

中流層は学部に無関係の流通会社や販売店に就いたりしています。
底流では一度も就職できないまま、未だ無職の子もいるそうです。学部が環境と潰しの効かない学問で、なおかつ偏差値が低く学生のモチベーションもさほど高くないので、就職活動に苦戦する子はたくさんいた印象があります。

この大学のこの手の学部を選択するなら、院への進学か、取れる資格をたくさん取って調査会社に入ることを考えた方がいいです。

今回のまとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、酪農学園大学「農食環境学群」の卒業生の方にインタビューをした内容をご紹介してみました。

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