【東京工業大学】理学院の評判とリアルな就職先
こんにちは!
今回は東京工業大学「理学院」の評判について、卒業生の方にインタビューをしてきました。
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それでは、さっそく東京工業大学「理学院」の評判について見ていきましょう!
今回インタビューをした方は東京工業大学(旧)「理学部」地球惑星科学科の卒業生です。
※2016年、東京工業大学では学部と大学院を統一、「学院」を創設しました。
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この記事の目次
東京工業大学「理学院」の評判まとめ
東京工業大学「理学院」の偏差値と入試難易度
◇理学院
…偏差値65
東京工業大学の難易度は東京大学理科一類よりも少し下、慶應義塾大学理工学部、早稲田大学先進理工学部より上です。
実際に同じ学部の友人の殆どが早慶合格して、蹴ってこの大学に来ていました。しかし、これは偏差値を見た話であり、東京工業大学の入試は配点の約半分が数学(全体750点中300点)であるため、「数学、理科が得意だけど英語が苦手で…」という学生にとっては比較的簡単に入学できるでしょう。
センター試験も圧縮加点等はなく、950点満点の内600点を獲得できればいいという事で、数学、理科(2科目)を満点近く取っていればさほど難しくありません。
東京工業大学「理学院」の志望理由
私は初め、東京大学を目指していました。理由はただ単純に日本最高峰だからです。しかし、数学、理科は得意でしたが、英語、国語、社会が苦手で、勉強しても分からない。しようとも思えなくなってきました。そんな状況で自分が合格出来そうな大学を探して見つけたのが東京工業大学でした。
東京工業大学が私の地元から近かった事もあり、オープンキャンパスに何度も足を運び、知名度こそ低いが、とても学習環境の良い大学だと感じ、志望しました。
また東京工業大学は第一類から第七類の中から志望を決めるのですが、当時教職免許の取得を希望していたため、第一類(理学部)を志望しました。その後の学科については大学の授業を受けながら決めました。
東京工業大学「理学院」に入学してから感じたギャップ
まずこれは大学全般に言える事だが、理系科目の授業が非常に難しく、ついていくのが厳しかった。目に見えない世界の話がずっと続き、ひたすら難しかったです。
唯一まだ見える実験ですが、レポート課題が重く、ヒーヒー言っていた記憶があります。一方で英語や第二外国語はレベルが選択出来るのですが、1番下のレベルだと高校生と何も変わらないレベルの授業を受けることになります。
また、大学全体として、留学生が非常に多いのもギャップでした。日本では知名度が低いのですが、世界で見ると比較的知名度が高いのかな、と感じました。
東京工業大学「理学院」の外からみた評判と、内部生からみた評判
世間からの評判
東京工業大学は知名度が全体的に低く、少し地方出身者からは知られてもいません。私の地元は比較的に大学から近かったにも関わらず知らない友人もいました。一方で「合コンしたくない大学」として有名です。オタクが多く、真面目そうな学生が多いというイメージがあるそうです。
特に私の所属していた地球惑星科学科は名前も長く、何をやっている学科かイメージが付き辛いので、「なんか凄そう」という言葉を言われます。勉強内容について説明したとしても相手の第一声は「なんか凄そうだね」でした。
内部生からみた評判
地球惑星科学科は理学部(入学試験では第一類)の中で最も成績が悪い人が入る学科として有名。3大ユル学科とも呼ばれていました。大学内ではあまり評判は良くなかったですが、いざ研究を始めるとイメージは変わります。
学会に参加すると、国内/国外関わらず「東工大の地球惑星の人か、どうりで」のような反応をされます。地球惑星科学界隈で東京工業大学は日本一位とも言われており、世界的に有名な学者も数多く教育に携わっています。そのため、研究するにあたって大学外で分析や実験を行うことは多々ありますし、皆歓迎してくれます。それだけ優秀なイメージが外ではついています。
東京工業大学「理学院」のそれぞれの学科で勉強すること
その名前の通り、「地球」と「惑星」について学びます。「地球」については、「地球がどうやって今の形になったか」また「地球は今どういう状況なのか」という謎に対して「調査」「分析」「実験」の3種法でアプローチしていきます。「地学」のイメージがあるかと思いますが、メインは物理と数学です。
一方「惑星」に関しても実は「地球がどうやって今の形になったか」という問いに対して太陽系より外の惑星について学んでいきます。こちらは「観測」「分析」「シミュレーション」がメインになります。地球とは異なり、実際に足を運んで試料を取ってくる事が出来ないので、プログラミングを用いたりするので、卒業後SEになる人もいます。
他にも隕石を分析したりと一言で「ロマン」を追求する学科です。授業の一環でハワイやグランドキャニオンに行けたりもして、人気は高いですが、「アホでも入れる」というレッテルを貼られています。
東京工業大学「理学院」のリアルな就職先について
一言で言うと幅広です。「地球」「惑星」の学習を活かせる職業はあまりなく、資源開発分野に進むか、博士課程まで進んでしまうぐらいです。実際全体の25?30%くらいは博士課程進学します。
それ以外の就職先についてはプログラミング経験を活かしてSEになる人もいますし、全く違うことをやりたいと言って文系就職や、ただ純粋に好きな企業に進む学生もいます。単純な比率でいくとSEが半分くらいな印象です。
就職後も様々で、転職する人も多いですし、起業する人いたりします。繰り返しになりますが本当に幅広です。ただ、「最初の就職先」という観点でみれば「大企業」に就職する学生が多いです。それは大学のメインが工学部であり、大手有名メーカーからの大学推薦がとても多いことも要因の一つと考えられます。大学全体で見れば9割近くが大企業に就職してるイメージです。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、東京工業大学「理学院」の卒業生の方にインタビューをした内容をご紹介してみました。
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