【東京工業大学】生命理工学院の評判とリアルな就職先


こんにちは!
今回は東京工業大学「生命理工学院」の評判について、卒業生の方にインタビューをしてきました。

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それでは、さっそく東京工業大学「生命理工学院」の評判について見ていきましょう!
今回インタビューをした方は東京工業大学(旧)「生命理工学部」生命科学科の卒業生です。

※2016年、東京工業大学では学部と大学院を統一、「学院」を創設しました。

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東京工業大学「生命理工学院」の評判まとめ

東京工業大学「生命理工学院」の偏差値と入試難易度

生命理工学院
生命理工学系…偏差値65

東京工業大学生命理工学部の難易度は東大理科2類の少し下、神戸大学工学部の少し上くらいです。

実際に同じ学部の友人のほとんどが慶應大学理工学部と早稲田大学理工学部に合格して、蹴ってこの大学にきていました。また、センターの点数が低かったために東大志望だった人が出願先を変更してこの大学を受験している人もいました。

前期に東大を受験したが落ちてしまい、後期にこの大学を受けて入ってきている人もいました。薬学部などを受験している人もいました。

東京工業大学「生命理工学院」の志望理由

私が東京工業大学生命理工学部を志望した理由は、生物学を活かしたモノづくりについて学びたかったからです。私は小さいころから生き物が好きで、生き物について学び将来はそれを活かして研究者になりたいと考えていました。

さらに、ただ研究するだけでは面白くないと考え、生物の知識を活かしたモノづくりをしたいと考えるようになりました。東京工業大学は機械などのモノづくりに特化した日本最高峰の理工系大学です。この大学ならば、私が理想としている生物学を基礎としたモノづくりができると考えました。

さらに、受験科目が物理化学というのも魅力でした。生物を専攻したいという希望はありましたが、物理化学の方が模試の点数が良かったためです。

東京工業大学「生命理工学院」に入学してから感じたギャップ

・1.2年生の頃は生物の基礎の授業から始まるので、あまり興味がわかなかった。専門性が上がるのは3年生の頃からだった

・ほとんどの人が真面目で勉強をさぼると成績が下がる。

・9割以上の人が大学院へ進学するので、学部就職がとてもしずらい。

・学科やコースが違うとかかわりが一気に減ってしまう。

・他学部や他学科の授業をとってもほとんど単位認定されないので専門知識を広げることは難しい。

・入試科目である英語の比重は低いが、卒業にはTOEICの基準点を満たす必要がある。

東京工業大学「生命理工学院」の外からみた評判と、内部生からみた評判

世間からの評判

頭が良いと思われる。特に理数系科目は圧倒的に頼りにされる。また、所属学部でない機械系やPCについても詳しいと思われてしまうことが何度かあった。

一方、美容院等、受験を経験したことが無い人たちには知名度が低く、「工業大学」というだけでそれほど頭が良くなさそうだという印象を持たれることも何度かあった。

環境について、男性ばかりで苦労しているのではないか、逆にちやほやされるのではないかといった偏見も持たれることがあった。

内部生からみた評判

生命理工学部は、東京工業大学の中では頭の悪い学部や遊んでいる学部であると考えている人が多い印象でした。しかし、それは一部のごく少数の人達でほとんどの人は真面目でとても優秀な人たちでした。さらに、生命理工学部だけ3年生から別キャンパスになるため、ほとんど関わりのない学部だと思われていたと思います。

生命理工学部に所属している学生はとても真面目で、勉強熱心です。課外活動にも積極的に取り組み、小学校に生物を教えに行ったり等ユニークな取り組みを行っている人が多かったです。優秀な学生ほど真面目な課外活動をたくさん取り組んでいた印象があります。

東京工業大学「生命理工学院」のそれぞれの学科で勉強すること

東京工業大学生命理工学部には、生命工学科、生命科学科の2つがあります。

生命工学科では、より工学的な内容を学んでおり、生命科学科では、より生物学に近い内容を学んでいます。生命理工学部内では生命工学科の方が就職先に有名企業が多いため、人気が高くなっています。一方で専門性を高めたい、博士進学希望の人は生命科学科に多い印象を受けます。

3年時には学科からさらに細かいコースへと分かれます。生体分子コース、生物工学コース、生体情報コース、分子生命コース、生体機構コースの5つのコースです。それぞれのコースで学べる分野が異なるのでこのコースが最も優秀である、という事実はありません。

しかし、生体機構コースは本当に生物の基礎の基礎を学ぶコースであり、理学部に近いため志望者が少なくなっているという現状はあったと思います。

東京工業大学「生命理工学院」のリアルな就職先について

まず、学部で卒業する人は1割以下です。学部で卒業した人たちはITエンジニアや銀行などいわゆる理系の職についている人が多いです。9割以上の人はそのまま大学院へ進学します。外部の大学院を受験する人もほとんどおりません。

大学院へ進学後、優秀層は製薬会社や食品メーカーの研究職になる人が多いです。普通の層の人達もメーカーの技術職になる人が多いです。一方、研究をやりたくない人たちは理系というバックグラウンドを活かして、商社や銀行などいずれも大手の会社で働いている人が多いです。

最後に残念な層の人達ですが、この大学は優秀なのに自分をアピールすることができない人たちが多いです。こういった人たちはそうは言っても自頭は良いので、ITエンジニアやベンチャーなどのちゃんとした仕事にはついています。修士から博士に進学する人はほとんどいませんが、専門性を極めたい人が進学しております。

今回のまとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、東京工業大学「生命理工学院」の卒業生の方にインタビューをした内容をご紹介してみました。

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