数学検定の難易度やそのレベル【1級から5級まで詳しく解説】

こんにちは!今回は数学検定の難易度やレベルを級ごとにまとめてみました。

基本的に、
・数検1級…大学1年生レベル(教養数学)
・数検準1級…高校3年生レベル(数学3)
・数検2級…高校2年生レベル(数学2B)
・数検準2級…高校1年生レベル(数学1A)
・数検3級…中学3年生レベル
・数検4級…中学2年生レベル
・数検5級…中学1年生レベル
といったレベルですね。

数学検定の過去問は1年分ならばホームページ上で無料公開されていますが、こういった検定試験は過去問の演習量がものをいいます。

そのため、本気で数検に合格したいのであれば、市販の公式問題集を購入し、繰り返し過去問を解くのが良いと思います。
数学検定の公式問題集はコチラ

数学検定のレベルや難易度まとめ

数検5級の難易度やレベル

・試験内容…小学校までの復習、マイナスの値のついた四則演算、一次方程式、線対称点対称、度数分布、空間図形、展開図
・試験形式…30問(1次試験)、20問(2次試験)
・試験時間…60分(1次試験)、60分(2次試験)
・合格率…72.3%
・難易度…中学1年生レベル。公文で先取り学習をやっていれば小学生でも合格可能。

5級に限った話ではないのですが、数学検定では1次試験で計算問題を解き2次試験で文章題を扱います。

そして、全体の何人まで合格という基準は定めておらず、数検5級の場合は1次試験で70%程度、2次試験で60%正答できれば合格できます。

試験範囲としては、小数分数の計算をはじめとした小学校の算数の復習+中学校1年生で扱う数学といった内容でした。

一次方程式は中学校に入ってはじめて扱う内容なので、いくら自分の算数の力に自信があっても、小学生の場合合格は難しいです。

ただ、公文で中学校の内容を先取り学習している小学生なら、数検5級は楽勝に合格できると思います。詳しくは公式問題集をご参照ください。
数学検定5級の公式問題集はコチラ


数検4級の難易度やレベル

・試験内容…小学校までの復習、単位の換算、一次方程式、連立方程式、文字式の計算、錯角などの平面図形、組み合わせ、平均、立体図形の体積、展開図、
・試験形式…30問(1次試験)、20問(2次試験)
・試験時間…60分(1次試験)、60分(2次試験)
・合格率…70.2%
・難易度…中学2年生レベル。数検5級と試験範囲がかぶる部分が多い。

数検4級はおおよそ中学校2年生レベルの難易度です。

とはいえ、数検5級と試験範囲がかぶる部分が多く、新たに追加された範囲といえば「図形の角度」と「連立方程式」くらいでしょうか。

図形の角度の問題は小学校でもやっていますし、連立方程式も公式問題集をさらっと読めば1時間程度で取得可能ですので、数検5級と数検4級どっちを受けよう、。とお悩みの場合は、5級をスキップしていきなり4級を受験するのも良いかと思います。

数学検定4級の公式問題集はコチラ

数検3級の難易度やレベル

・試験内容…マイナスの値のついた四則演算、√のついた計算、文字式の計算、式の展開、因数分解、一次方程式、二次方程式、連立一次方程式、確率、図形の角度、円周角、絶対値、展開図、図形の合同証明、素因数分解、二次関数のグラフ、図形の作図
・試験形式…30問(1次試験)、20問(2次試験)
・試験時間…60分(1次試験)、60分(2次試験)
・合格率…59.0%
・難易度…中学3年生レベル。高校受験の数学の範囲を先取りしたい人におすすめ。

数検3級は、中学校で習う数学の内容を全て網羅しています。

そのため、高校受験のために中学数学を先取りしておきたい方に最適かと思います。

とはいえ、1次試験で60%2次試験で70%ほどの得点さえ取れれば数検3級は取得できてしまいます。

そのため、数検3級を持っていれば高校受験は余裕!というわけではありません。
中学数学がきちんと身についているか確認するために使うのが良いでしょう。

中学数学を1から勉強し直したい!という大人の方にも数検3級は最適でしょう。

数学検定3級の公式問題集はコチラ


数検準2級の難易度やレベル

・試験内容…式の展開、因数分解、絶対値のついた計算、2次関数、2次不等式、組み合わせ、確率、平均値、分散、三角比、n進歩
・試験形式…15問(1次試験)、10問(2次試験)
・試験時間…60分(1次試験)、90分(2次試験)
・合格率…37.3%
・難易度…高校1年生レベル。数検3級と比べて2次試験の難易度が高く問題もユニーク。

数検準2級は、高校1年生で習う数学1Aが主な試験範囲です。

数検3級までは、復習を込めてそれより低い数検4級とか5級までの問題が出題されていたのですが、数検準2級からはそのようなことがなく数学1Aが主な試験範囲です。

中学までは数学が得意だったけど、高校入ってからよく分からなくなった、。なんとなくそれが今でもトラウマ、という大人の方は数検準2級の取得から目指してみるのも良いかと思います。
きっと数検準2級を取得すれば、モヤモヤした数学への苦手意識は払拭されますよ。

もちろん、数学1Aの基礎固めをしたい高校生の方にもおすすめです。√の簡単な計算方法など、ユニークな問題が2次試験には沢山ありました。

数学検定準2級の問題集はコチラ

数検2級の難易度やレベル

・試験内容…式の展開、因数分解、絶対値のついた不等式、2次不等式、三角比、三角関数、n進法、場合の数、確率、複素数、ベクトル、対数関数、多項式の割り算、数列、内分点外聞点、微分、積分、平均、分散
・試験形式…15問(1次試験)、2問+3問(2次試験)
・試験時間…60分(1次試験)、90分(2次試験)
・合格率…30.4%
・難易度…高校2年生レベル。この級から選択式の問題が入る。青チャートのコンパス3くらいの難易度。

数検2級の試験範囲は、数学1A2Bです。つまり、数検準2級の範囲を含みます。

そして、この級から2次試験の問題は一部選択式になります。
5つの大問から3つ選んで回答をします。
きっと、数学2Bは高校によってどの分野から学習するかがバラバラなため、このような方式を取っているのでしょう。

数検2級は、2次試験の問題の難易度が比較的高いです。
青チャートのコンパス3くらいの難易度の問題が出題されています。入試数学の基礎レベルといった問題ですね。

そのため、大学受験でセンター数学1A2Bを使うから今のうちに数学の基礎を固めておきたい!という中学3年生や高校1年生の方におすすめな内容になっています。

数学検定2級の公式問題集はコチラ


数検準1級の難易度やレベル

・試験内容…指数関数、対数関数、円と直線、数列、複素数平面、2次曲線、極限、sinや対数関数の微分積分
・試験形式…7問(1次試験)、2問+2問(2次試験)
・試験時間…60分(1次試験)、120分(2次試験)
・合格率…18.9%
・難易度…理系選択の高校3年生レベル。2次試験にはかなりハイレベルな問題もあります。

数検準1級の試験範囲は、数学2Bと数学3です。
そのため、レベルとしては理系科目を選択している高校3年生程度といったところでしょうか。

数学3を履修しないまま経済学部や心理学部に進んでしまい、数学3の勉強がやっぱり必要になった!といった大学生の方にもおすすめな検定試験です。

ただ、数検準1級の2次試験では受験数学で見たことがないようなユニークな問題も多々あります。

合格率も18.9%と低いですので、数学3未習状態から試験合格をいきなり目指すにはややハードルが高めです。

数学検定準1級の公式問題集はコチラ


数検1級の難易度やレベル

・試験内容…ガウス記号、複素数平面、ベクトルの外積、行列、基底、確率統計、Arctan、偏微分、重積分
・試験形式…7問(1次試験)、2問+2問(2次試験)
・試験時間…60分(1次試験)、120分(2次試験)
・合格率…6.5%
・難易度…大学の教養数学レベル(理系)

数学は、物理学や統計学をはじめとした理系の様々な学問分野で応用されています。

そのため、理工系の学部に入学すると、どこの分野に進んでも必要となる「教養数学」というものをまず大学1年生や2年生の時に勉強します。

数検1級の試験範囲は、その教養数学に相当します。

そのため、数学3を履修していないとまず太刀打ちできません。文系出身の方がいきなり数検1級を取得するのはかなりハードルが高いです。

「大学受験が終わって暇だから大学数学の内容を先取りしたい」「大学時代に勉強した教養数学の内容を復習したい」

こういった方々に数検1級はおすすめです。

なんとなく数検1級って強そう!という動機で受験するとかなり大変です。

数学検定1級の公式問題集はコチラ

数学検定の過去問は無料で入手できる

冒頭でも軽く触れた通り、数学検定の過去問は数検公式ホームページでダウンロードすることが可能です。

ただ、どの級も1年分しか過去問を閲覧することができません。

数検に限った話ではありませんが、検定試験では過去問の演習がとても大切です。

1回分だけの演習では、この大問にこれくらいの時間を割いて、という時間配分の意識が身につかないまま本番を迎えてしまいます。

数検の合格基準は、正答率60~70%と決して高いわけではありません。過去問を繰り返し演習すれば、どなたにも合格のチャンスがある検定試験です。

本気で数検に合格したい方は、公式問題集を購入し過去問演習を繰り返すと良いと思います。

数学検定の公式問題集はコチラ


今回のまとめ

数学検定の難易度は以下のようになっています。

・数検1級…大学1年生レベル(教養数学)
・数検準1級…高校3年生レベル(数学3)
・数検2級…高校2年生レベル(数学2B)
・数検準2級…高校1年生レベル(数学1A)
・数検3級…中学3年生レベル
・数検4級…中学2年生レベル
・数検5級…中学1年生レベル

数検は大人の方が数学を学び直す際にも最適なので、是非ご自身のレベルに合った検定試験を受験してみて下さいね。

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