バンザイシステムとは?【信憑性や合格可能性について】


2018年1月13日、14日のセンター試験を受けられた受験生の方、まずは受験おつかれさまでした。センター試験の結果が気になってしょうがない時期だと思いますが、過去の結果は変えられません。今できることを確実にこなしていくことが何よりも大切です。

今回は、国立大学の出願先を決めるために用いられる「バンザイシステム」というツールについて解説していきたいと思います。
この記事が、国立大学や私大のセンター利用を考えている方にとってお役に立つことがあれば嬉しいです。

『バンザイシステム』とは

バンザイシステムの概要について

国立大学に出願する際、自分のセンター試験の得点率が他の受験生と比べてどれくらいなのかということを把握することはとても大切です。しかし、センター試験の受験生全員の得点率を個人が把握することはまず不可能です。

そのため、河合塾、駿台、東進などといった大手予備校が受験生の得点率や志望校を調査し、

『この大学(A大学とします)に出願するであろう受験生のセンター試験の得点率は75~80%くらいに固まっている。A大学の定員やその他諸々の条件を考慮すると、A大学の今年のセンターボーダーは77%前後だろう。』ということを発表します。

これが『センターリサーチ』と呼ばれるシステムです。
『センターリサーチ』は、河合塾や駿台、東進などの大手予備校が独自に運営していますが、河合塾が運営している「バンザイシステム」というシステムが一番メジャーです。

バンザイシステムを利用するまでの手順

次は、2018年のセンター試験でバンザイシステムを利用するまでの流れについて解説していきたいと思います。(日付は目安程度にうけとってください。)

①1月15日(月)
センター試験の翌日、受験者は全員学校に登校してセンター試験の結果を所定の用紙に記入します。ただ、センター試験の出来があまりにも悪かった人は登校してきません。僕が受験した時はそうでした。(河合塾への申し込みは事前に高校が全員分まとめて行なっていると思います。)

②1月17日(水)
全国の高校や予備校からセンター試験の自己採点結果が河合塾に集まります。
その集計されたデータが発表されるのが、水曜日の17:00ごろです。
この日からバンザイシステムが使えるようになるので、自分の自己採点結果を河合塾のホームページに打ち込めば、合格可能性がAからEの5段階で出ます。

また、このバンザイシステムは1月15日(月)にセンター試験の自己採点結果を河合塾に送付しなかった人も使うことができます。
ただし、バンザイシステムに入力した自己採点結果が、バンザイシステムの元データに含まれて、母集団を歪めてしまうということは起こりません。

つまり、全教科の点数を満点にして東大理3の合格可能性をA判定にする遊びを何回やっても、バンザイシステムにおける各科目の平均点が上がるということはありません。

③1月18日(木)
河合塾に自己採点結果を送付した人は志望校の合格可能性が詳細に記載されたプリントが、木曜日ごろに届きます。このプリントは河合塾のマーク模試の結果表にとても似ていて「志願者における順位」や「合格可能性」が記載されています。

バンザイシステムと私大センター利用について

私大のセンター利用の出願期限は、センター試験実施日よりも前なので、国立大学のように「センター試験の結果が悪かったからこの大学に出願するのはやめよう。。。」という読み合いは起こりません。

そのため、センター利用における合格可能性がA判定やB判定ならば、実際に合格している可能性は高いと言えるでしょう。ただ、このバンザイシステムはあくまでも目安であって、合格を保証するものではありません。

とはいえ、センター利用でA判定やB判定を出せるような人は、一般入試でその大学を受験すればまず合格できる学力水準にあるということは確かだと思うので、自信を持って良いと思います。

バンザイシステムの信憑性について

最後に、バンザイシステムの信憑性についてお話をしておきたいと思います。

河合塾によれば、バンザイシステムにはセンター試験受験者の8割ほどのデータが集まるそうです。そのため、母集団の大きさ的には問題はないかと思います。
(バンザイシステムにはセンター試験受験者の8割ほどのデータが集まるという情報のソースが消えているので、見つかり次第ここに掲載します。)

ただ、国立大学に出願する際、厄介になるのは「センター試験後に出願校を変える受験者」の存在です。

皆さんも知っての通り、国立大学を受験する場合は、センター試験の結果を見てから出願校を決定することができます。
そのため、センターリサーチで出た志願者中の順位がそのまま適用されるということは、まずありません。

現にセンター試験の結果が悪いがために、1ランク下の国立大学に泣く泣く出願する受験生は毎年山ほどいます。(例えば、東大→東工大や京大→東北大など。)

このような理由から、バンザイシステムの結果が良いからといって油断するのは危険です。もちろん、結果が良い分には喜んでもらって結構なのですが、志願者順位は1ランク上の国立大学を諦めた受験生によって大きく覆される可能性があるということをきちんと理解しておいた方が良いでしょう。

 

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