【國學院大學】神道文化学部の評判とリアルな就職先
こんにちは!
今回は國學院大學「神道文化学部」の評判について、卒業生の方にインタビューをしてきました。
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それでは、さっそく國學院大學「神道文化学部」の評判について見ていきましょう!
今回インタビューをした方は國學院大學「神道文化学部」神道文化学科の卒業生です。
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この記事の目次
國學院大學「神道文化学部」の評判まとめ
國學院大學「神道文化学部」の偏差値と入試難易度
◇神道文化(フレックスB/昼間主)学部
神道文化学科…偏差値52.5
◇神道文化(フレックスA/夜間主)学部
神道文化学科…偏差値45
國學院大學の難易度は成城大学文学部国文学科より少し下、四天王寺大学人文社会学部より少し上です。
同じ学部の上級生が蹴った大学は、皇學館大学文学部神道学科です。皇學館大學は三重県に位置し、神職界では「東の國學院、西の皇學館」といわれてきました。國學院は皇室(宮中)祭祀、皇學館は伊勢神宮の祭祀を基礎とするなど異なるため、西に住む神社の子女および子息も國學院大學を選ぶ人が多いといえます。
対して、神社の子女および子息でない同級生が落ちてしまった大学は、青山学院大学です。同じ渋谷という立地で選んだようです。
國學院大學「神道文化学部」の志望理由
私が國學院大學神道文化学部を志望した理由は、3つあります。
1つは、神社の世界に入らなければ神社の内情を知り得ないという点です。文化に興味のある私の家の周りには寺院がありましたが、神社は無人であり、その存在を勉強しようと考えたからです。
2つ目は、神道文化学部に入っても、副専攻として他学部および他学科の講義を受けることができる点です。私は当学部に所属していながら、民俗学や考古学を学ぶ機会があったため、現在の仕事で生かすことができました。
3つ目は、偏差値があまり高くない点です。偏差値が高いと、全体のレベルも高くなりがちです。大学の入学直後に燃え尽きてしまう学生もいます。大学の学びは偏差値では推し量れないものです。その学びに興味を抱き、人一倍熱心でいることにより、大学の卒業式に総代や成績優秀者としての表彰を得ることができ、次のステップへと続くことが出来ると考えたからです。
國學院大學「神道文化学部」に入学してから感じたギャップ
私が國學院大學神道文化学部に入学して感じたギャップは、2つあります。
1つは、勉強熱心な人とそうでない人の差の点です。講義を受ける時の席の取り方も、前と後ろで分かれており、後者は出欠を採ったのちに教室から出ていく人が多くいました。
2つ目は、それに加えて神社の子女および子息が留年を繰り返している例が多かった点です。家業を継ぐために東京に出てきた彼らは、都会の楽しい生活に浸り、なかなか講義に出席せず、遊んでいました。これは、大学卒業後に一生続く田舎暮らしを思えば、短い期間の青春とも捉えることが出来ると考えました。
國學院大學「神道文化学部」の外からみた評判と、内部生からみた評判
世間からの評判
國學院大學神道文化学部神道文化学科と名乗った時の評判は、大変興味を持たれました。神職になるための学部として全国的に珍しい点や、神職という存在がベールに包まれているような点が興味のポイントと考えられます。
また、印象は実直、清いイメージを持たれることが多く感じました。例えば、長い黒髪に前髪がパッツンの女子学生ならば、巫女や大和撫子といった、おしとやかでイメージを持たれ、特に他大学の異性からの評判が良かったと思います。
内部生からみた評判
國學院大學神道文化学部神道文化学科は、大学の中でも文学系の一番下という位置付けでした。しかし特殊な学部のために、偏差値の低さよりも専門学部のような印象を受けたと同じ研究会で他学部の学生たちから聞きました。
さらに、神社関係という特殊なためかファッションもアートなおしゃれが多いなど、渋谷ギャルが目立つ法学部や経済学部とは一線を画した学部でした。つまり、地味であるが、ひそかに「お洒落さん」が存在するという評判でした。印象としては、全国でも珍しく、また大学内で一番の力を持つ学部として、他学部の学生も誇りを持っているとのことでした。
國學院大學「神道文化学部」のそれぞれの学科で勉強すること
國學院大學神道文化学部の場合、神道文化学科しか存在しません。勉強内容は、神職になるためのあらゆる座学・実習です。座学の例では、神社の歴史を古事記および日本書紀を用いて勉強したり、英語ならば神社の作法やパーツを英語で話す勉強、一部を除き宗教法人になる神社が多いために宗教法人法などの法律を学ぶことがありました。
対して実習は、実際に神社に行きました。2年生になると泊りがけで実習を行いますが、神職の基本である「大祓詞」を夜中の拝殿内で全員が声を揃えて祝詞をあげるといったハードなメニューをこなします。さらに、祝詞や作法は事前の大学内での実習で全て覚えていなければならず、3年生の時の全国各地での神社実習の朝晩の儀式においてミスが一つでもあると、実習を中断して帰された学生もいました。
國學院大學「神道文化学部」のリアルな就職先について
私の卒業大学該当学部の主な就職先は、やはり神社です。神社の子女および子息でない学生も半数ほどいますが、神職資格を取得して神社に奉職する人もいました。
神社の種類については、全国に位置する神社本庁の所属であることが多いです。中には神社本庁の所属に入っていない、もしくは何らかの事情で抜けた神社もあります。神職資格は取得するものの、基本は「一社の故実」を重んじるために、國學院大學ならではの皇室系の祭祀はあくまで参考であり、奉職してから全く作法を変えるということがなされています。
神職の就職先はほかに学校の教員や消防士などの公務員の兼業も目立ちます。また、そのほかの就職先は、三井のリハウスや丸紅など、商社などの一般職のバラエティに富みます。平成30年度は就職率が96.2%と平年並みであることから、就職は安定しています。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、國學院大學「神道文化学部」の卒業生の方にインタビューをした内容をご紹介してみました。
國學院大學「神道文化学部」の詳しい就職先や学生の雰囲気、学費や奨学金制度についてもっと知りたい方はぜひマイナビ進学で國學院大學のパンフレットを請求してみて下さい。
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