【大阪大学】基礎工学部の評判とリアルな就職先
こんにちは!
今回は大阪大学「基礎工学部」の評判について、卒業生の方にインタビューをしてきました。
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それでは、さっそく大阪大学「基礎工学部」の評判について見ていきましょう!
今回インタビューをした方は大阪大学「基礎工学部」システム科学科の卒業生です。
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大阪大学の全体的な評判
この記事の目次
大阪大学「基礎工学部」の評判まとめ
大阪大学「基礎工学部」の偏差値と入試難易度
◇基礎工学部
電子物理科学科…偏差値60
化学応用科学科…偏差値60
システム科学科…偏差値60
情報科学科…偏差値62.5
大阪大学基礎工学部の難易度は京都大学工学部の下、神戸大学工学部、大阪府立大学工学部の上です。
早稲田大学、慶應大学をはじめとした私立大学の工学部、理工学部の合格を持っていてもこの大学に入学するのが一般的です。さらに、大阪大学工学部の難易度とほぼ同等であり、前年の倍率を参考に出願することが多いため、倍率の高さ、偏差値の高さは年度によって交互に高くなる傾向があります。
理系学部であるため、滑り止めとして、中期に行われる大阪府立大学を併願する受験生が多いです。
大阪大学「基礎工学部」の志望理由
私が大阪大学基礎工学部を志望した理由は工学部にはない理論を追求する内容が含まれていることです。
工学部のカリキュラムにおいては、技術を実生活に応用することに重きをおきているため理論的な基礎研究を行うことが少ないです。極端に言うと、なぜこのような現象が起こるのか詳しく分からないが、実生活の商品や技術として応用できそうであればその原因を追求することなく、技術の開発を進めるということです。
基礎工学を英語表記するとscience engineeringとなるため、理学部と工学部の間の学部です。また、基礎工学部は1年次に共通教育が行われる豊中キャンパスにあり、キャンパス移動の必要がないという点も進学を希望した理由の一つです。
大阪大学「基礎工学部」に入学してから感じたギャップ
私が大阪大学基礎工学部に入学してから感じたギャップは、理論を勉強するカリキュラムの割合が思っていたよりも多いという点です。研究室の配属は四年次になって行われ、それまでの成績評価はほとんどが、講義を受けた後、定期試験の結果で評価されます。
工学部の友人に聞くと、一年次の基礎教育が終わると、授業の多くは実験になり、そのレポートを持って成績評価がおこなわれます。入学前に抱いていた基礎工学におけるイメージと少し違うと感じました。
大阪大学「基礎工学部」の外からみた評判と、内部生からみた評判
世間からの評判
関西圏では、京都大学に次ぐ国立大学でありますので、バイト先のお客様にとても褒められたり、一緒に働かないかと言われたりすることもあります。また、私立大学などの他大学の学生と話していると、他大学の学生に紹介したいと言われることが多いです。
実際に学生生活を送っているとあまり感じませんが、自分たちが思っている以上に評価は高い印象です。特に男子学生は大学名でモテることが多いと聞きます。外部に積極的に出て行けば、他大学よりもチャンスが多いかもしれません。
内部生からみた評判
基礎工学部は、一般的な理系と同様の立ち位置になります。大阪大学は理系の大学のイメージがあるため文系学部よりも上の立ち位置です。
また、基礎工学部のキャンパスは学生数の多い豊中キャンパスに位置しており、大阪梅田駅まで電車で15分程度というアクセスの良さから、生活面においては工学部よりも世に言う大学生のイメージに近い生活が送れます。
また、工学部よりも進級が難しいという印象があります。また、大半の学生が大学院に進学しますが、大学院の受け入れ人数が学部に所属する人数に対して少ないため、大学院の進学が難しいと言われています。
大阪大学「基礎工学部」のそれぞれの学科で勉強すること
大阪大学基礎工学部には、システム科学科、電子物理科、化学応用科学科、情報科学科があります。
工学部と比較すると圧倒的に敷地面積が小さいため、いずれの学科もシュミレーションの様なコンピュータを使用した実験が多く行われいてます。それぞれの学科の中でさらにコースが分かれているため、成績によって所属コースが変わってきます。
システム科学科では、主に機械やロボットに関する内容を勉強します。ロボット自体のハード面や、ロボットを動かすプログラミングなどのソフト部分をコース配属によって振り分けられます。システム科学科が基礎工学部の中では人気学科で、システム科学科の第二志望として、他学科に進学している人も多いです。電子物理学科と情報学科は内容が似ていると思われます。
大阪大学「基礎工学部」のリアルな就職先について
大阪大学基礎工学部の就職先の大部分はメーカー、重工業、通信業界など、理系企業です。この様な分野では機械やコンピュータを扱うことが多いため、需要が多いと考えられます。
特に優秀な層は、これらの企業の研究職として採用されます。それ以外の人たちは、工場の管理業務が多いです。理系企業に就職する場合、大学の推薦制度を利用するのが一般的です。毎年、多くの企業への推薦枠があるため、推薦枠が余ることが普通です。しかし、人気企業になると多くの人が希望するため、学部内で調整が行われます。先生との話し合い次第で、推薦枠以上の人数でも内定をもらうこともできるようです。
また、文系職に就職する人も多いです。三菱東京銀行や三井住友銀行などの金融業界、三菱商事などの商社業界、博報堂などの広告業界、三井不動産などの不動産業界など、その範囲は広いです。また、文系企業であっても一流企業と呼ばれる企業に就職する人が多いです。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、大阪大学「基礎工学部」の卒業生の方にインタビューをした内容をご紹介してみました。
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