【岡山大学】農学部の評判とリアルな就職先
こんにちは!
今回は岡山大学「農学部」の評判について、卒業生の方にインタビューをしてきました。
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それでは、さっそく岡山大学「農学部」の評判について見ていきましょう!
今回インタビューをした方は岡山大学「農学部」総合農業科学科の卒業生です。
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この記事の目次
岡山大学「農学部」の評判まとめ
岡山大学「農学部」の偏差値と入試難易度
◇農学部
総合農業科学科…偏差値50
岡山大学農学部の難易度は、神戸大学農学部の少し下、香川大学農学部の少し上くらいです。
センター試験の結果が神戸大学のボーダーに足りない時、少しランクを下げて岡山大学農学部を選ぶ学生が多かったです。学部の友人は、京都大学農学部、名古屋大学農学部、神戸大学農学部から落ちて、岡山大学に入学していました。
私学では、関西学院大学、立命館大学、甲南大学などの理工学部に合格し、それを蹴って岡山大学を選んでいました。
岡山大学「農学部」の志望理由
私が岡山大学農学部を志望した理由は、詳しい専攻を決めずに1年間やりたい事を決められる学部だったからです。
岡山大学農学部では、学部1年生の時は学科が分かれておらず、生物系の知識について広く浅く学ぶことができます。そのため、やりたい事が詳しく定まっていなくても1年間の学習を通じて自分の進みたい進路をゆっくり決めることができました。
また、知人の話を聞いて、実習や課外活動が豊富にあり楽しい学校生活を送れると聞いていたので、そこに魅力を感じていました。クラス制が導入されており、クラス対抗のソフトボール大会や学部祭などで同級生の友人が増えやすいことも魅力の1つでした。
2年生からは4つの専攻に分かれますが、その中に自分の興味のある生物化学系のコースがあったため、自分に合っていると感じ、岡山大学農学部に入学を決めました。
岡山大学「農学部」に入学してから感じたギャップ
私が岡山大学農学部に入学してから感じたギャップは、授業の難易度です。大学は専門的な知識をつける場だと思っていたのですが、授業内容は高校時代に学んだ事の繰り返しだったり、復習のようなことが多かったです。
また高校時に生物を選択している人がほとんどだと思っていたのですが、物理選択の人も多く、割合で物理:生物=4:6くらいでした。物理選択の人が多いため、高校生物の復習のような授業が多かったのかもしれないです。
学部祭やソフトボール大会などの行事も多いですが、盛り上がる人と興味のない人の落差が激しい印象を受けました。
岡山大学「農学部」の外からみた評判と、内部生からみた評判
世間からの評判
岡山大学農学部は、岡山で一番の地方国公立大であるため、「国立大だから賢そう」「頭の良い大学」と言う評判でした。大学の名前はよく知られていましたが、農学部は何をしているかあまり知られておらず、学部名から「農業するの?」「農家になるの?」と聞かれることもしばしばありました。
地元では、「神戸大学の次に賢い大学」「センター失敗したら神戸から岡山に下げる」「駅が近いため家から通いやすい」という印象を持たれていました。
内部生からみた評判
農学部は岡山大学のなかではあまり目立たない存在です。在籍する学生人数も多くなく、キャンパスの端にあるためサークルに農学部の先輩がいないこともあります。キャンパス内に広い農場があるため、農場でとれた野菜や果物を安く買えるため、下宿生からはありがたがられています。
在籍している学生の傾向としては、みんなでわいわい騒ぐのが好きな、俗にいうウェーイ系な大学生もいますが、どちらかというと少し静かでおとなしめな学生の方が多い印象です。実習や課外活動が多いためか、学生間で仲良くなりやすく、友人もできやすい傾向があると思います。
岡山大学「農学部」のそれぞれの学科で勉強すること
岡山大学農学部は総合農業科学科の1つのみ学科があります。1年生時は専攻が分かれていないため、農学部で学ぶ知識を広く浅く身に付けます。2年生に進級すると、農芸化学コース、応用植物化学コース、応用動物化学コース、環境生態学コースの4つに分属します。
農芸化学コースは生物化学や微生物学について学ぶコースで、半数以上の学生が大学院に進学します。応用植物化学コースは、植物や果実の病理や遺伝について学び、フィールドでの実習を行う人と、研究室で研究をする人に分かれます。
応用動物化学コースは、豚や鶏を使って生殖について勉強したり、家畜の飼料について学びます。動物を使うため、男性より女性比率が高い印象です。環境生態学コースは、森林環境や土壌、昆虫の生態などについて学びます。学んだことを生かして公務員になる人が多いです。
岡山大学「農学部」のリアルな就職先について
岡山大学農学部からは、優秀な層は、一般企業だと明治製菓やサントリーなど、名前の良く知られているメーカーに就職しています。営業や事務職の人が多いですが、まれに研究開発職として大学院生に混ざって採用され働いている方もいます。また、国家公務員としてはたらいている人もいます。
普通の層では、カゴメ、カネカ、久光薬品などの大手メーカーや商工中金などの金融系など、文系職から理系の職まで幅広く就職しています。県庁や市役所の職員になる人もいます。また、半数くらいは大学院に進学し、そこから研究職を目指します。
残念な層では、地方の中小企業に就職しています。就職が決まらなかった、もしくは就活に失敗したため大学院に進学するという人も一定数います。公務員では、県庁や市役所に決まらなかったため、大学の職員などに応募している人もいます。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、岡山大学「農学部」の卒業生の方にインタビューをした内容をご紹介してみました。
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