【熊本大学】工学部の評判とリアルな就職先


こんにちは!
今回は熊本大学「工学部」の評判について、卒業生の方にインタビューをしてきました。

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それでは、さっそく熊本大学「工学部」の評判について見ていきましょう!
今回インタビューをした方は熊本大学「工学部」建築学科の卒業生です。

※2018年、工学部の学科改編がありました。

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熊本大学「工学部」の評判まとめ

熊本大学「工学部」の偏差値と入試難易度

工学部
土木建築学科…偏差値47.5
機械数理工学科…偏差値50
情報電気工学科…偏差値50
材料・応用化学科…偏差値50

偏差値も50代前半であるため非常に入学しやすいのではないかと思います。同学科に在籍していた他の学生には九州大学、鹿児島大学などを目指していた方が多いようでした。

鹿児島大学より上を目指せるということで同大学を志望した方や、九州大学の前期試験で落ち後期で同大学を受けた人が多いです。また、出身としては九州出身の方が多く、他地方からはほとんど入学する学生はおらず、私の同期には京都出身が1人、高知出身が1人で残り50数名は九州出身者でした。

熊本大学「工学部」の志望理由

私が同大学同学部を志望した理由は、当時偏差値的に目指せる範囲の大学の中でもっとも上のランクの大学であったためです。また同学科を志望した理由は明確な理由はなく、興味がないものの除いた結果、残ったものの中で一番受かりやすいものであったからです。

しかしながら、結果から言うとセンター試験終了時には京都大学、東京大学へ進学希望へと変更したのですが、センター受験前に同学科のセンター試験を利用した推薦入試を受験することが決まっており、それを辞退できずに受験したところ、首席で合格してしまい、また推薦であったため断れず、入学することとなりました。

熊本大学「工学部」に入学してから感じたギャップ

正直、入学時には大学なんて楽して卒業できると感じていましたが、入学後も楽して卒業できるように感じたためギャップはあまりありませんでした。まあ、遊んで卒業したい人は遊んで、バイトして、最低限の努力で卒業する方もいましたし、結構しっかりと勉強して卒業し、大学院へ進学する方もおり、自分次第でどうにでもなるという感じでした。

ただ、1,2年次は専門以外の授業が非常に多いというのが一番驚いた点です。なおかつ、それらの講義はほとんど何の役にも立たないようなずさんなものばかりで受講する意味が全くわかりませんでした。

熊本大学「工学部」の外からみた評判と、内部生からみた評判

世間からの評判

同大学は他の方から見ると、まあすごいという意見が多いように感じられました。私が働いていた塾の生徒やバイトの同僚などは熊本大学に行っているなんてすごい、頭がいいという方が多かったです。しかしながら、熊本大学がすごいというよりは、国立大学へ進学したということをすごいと思っているように感じました。

熊本県には国立大学が同大学のみであるため、そこに対する評価が多いようです。実際には県内の私学の大学の学生の中にもできると感じる学生も多くいますし、同大学にも私学以下のひどい学生もいるため、国立大学に進学しただけで評価は高くなるようです。

内部生からみた評判

同大学同学科の学生に対する印象としては無駄が多いと感じました。特に真面目な学生に対して持つ印象です。

何が無駄かというと、2年から始まる設計の授業です。設計の授業では毎週課題が与えられますが、他の授業に比べると負荷は大きいと感じました。しかし、普通にやっていればこなせないものではないと感じます。

ですが、多くの学生のうち楽をする人は前日に徹夜して終わらせる学生が多かったですが、設計ができると学生内で評価の高い学生たちの多くは一週間で3日も4日も徹夜をして自己満足しているように思えました。結局日中寝るため、講義をさぼりがちになったり、体調を崩したりと無駄が多いなと感じました。

熊本大学「工学部」のそれぞれの学科で勉強すること

同学部ではいくつかの学科があります。その中で私がよくわかる学科は私が所属していた建築学科、そして社会環境工学科、物理生命科学科、機械学科があります。

まずこれらの学科の特徴として物理生命科学科、機械学科は学生数が多く100名を超えます。建築学科と社会環境工学科は約60名程度です。男女比でいうと建築学科と物理生命科学科は約4割が女性で他の学科は1割に満たない学科も多くその点では羨ましがられます。

各学科のうち留年する割合で言うと機械、建築、物理生命科、社会環境工学科の順に低くなります。機械学科には1年次に約3割の留年が決まる講義があるようですが、さすがに学校側にも問題があると思います。物理生命科学科は毎学期にある実験期間が非常にきついようです。建築は先述の設計の授業、社会環境工学科は割と暇して卒業できるようです。

熊本大学「工学部」のリアルな就職先について

建築学科卒業の学生のうち約6割が就職、残り約4割が同大学大学院へ進学、数名から10名程度が他大学大学院へ進学というパターンが多いようです。

就職先としてはやはり建築系がほとんどですが1割程度は公務員や全く関係のない職種もいます。建築系の中でも施工管理が非常に多く、大手ゼネコンから中小ゼネコンまで幅広くいます。またハウスメーカーの設計部へ就職する方も多く大和ハウスには多数の学部卒のOBがいるようです。

また、設備や構造系の企業への就職もちらほらいます。学部卒で大手の設計事務所への就職はほとんどなく10年間に数名程度ということから同学科の学生の設計能力は他大学に比べると劣るようです。

また、大学院進学者の中には就職したくない、なんとなくという理由で進学する学生も一定数いるようです。他大学の大学院へ進学する学生は非常に優秀な学生か設計をもっと学びたい学生が多いです。

今回のまとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、熊本大学「工学部」の卒業生の方にインタビューをした内容をご紹介してみました。

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