【九州大学】文学部の評判とリアルな就職先
こんにちは!
今回は九州大学「文学部」の評判について、卒業生の方にインタビューをしてきました。
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それでは、さっそく九州大学「文学部」の評判について見ていきましょう!
今回インタビューをした方は九州大学「文学部」人文学科の卒業生です。
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この記事の目次
九州大学「文学部」の評判まとめ
九州大学「文学部」の偏差値と入試難易度
◇文学部
人文学科…偏差値60
九州大学文学部の難易度は大阪大学文学部より下、広島大学文学部より上くらいです。
私も含め、立命館大学文学部(センター利用)を滑り止めに受験した同学部の同級生が多いように感じます。後期合格者の中では大阪大学文学部(前期)に落ちて後期でここに合格したというパターンの人が一番多いです。
ここを目指して浪人した場合、レベルが落ちれば広島大学文学部(前期)、山口大学文学部(後期)、レベルを上げると大阪大学文学部(前期)、九州大学(後期)というやり方が最もオーソドックスになると思います。
九州大学「文学部」の志望理由
私が九州大学文学部を志望した理由は、1年次の教養課程で幅広く学び、2年次以降専門分野を深めていけるカリキュラムがあると知ったためです。もともと近代文学に興味があり、様々な文学部を調べましたが、2年次に研究室に所属するという他大学よりも早い専門決定システム、そのために1年次に幅広く教養を得られる基幹教育が魅力的だと考えました。
また、2018年9月に新キャンパスに完全移行し、新しい学舎で充実した設備に恵まれて学習できるという環境も志望理由の一つです。伊都新キャンパスは郊外にあるため旧キャンパスより閑静な立地で、集中して勉強できると思いました。
九州大学「文学部」に入学してから感じたギャップ
私が九州大学文学部に入学して感じたギャップは、文学研究よりも言語研究に比重が置かれがちになっていることと学校事務がルーズなことです。
まず前者についてですが、これは英語・英米文学、国語・国文学について言えます。英語・英米文学はほぼ英語学です。国語・国文学も文学研究は国語学と平安文学と江戸文学のみ、近代文学の教授は大学院にしかいません。
後者については、集中講義の日程を掲示するのが遅すぎること、書類提出の担当者が曖昧なこと、説明を求めてもきちんと対応してくれない場合があることです。国立大学なので事務はしっかりしていると思っていましたが、不便なことも多くて不安を覚えることもあります。
九州大学「文学部」の外からみた評判と、内部生からみた評判
世間からの評判
九州大学文学部と言うと、九州内では大抵非常に良い印象を持たれるようです。九州では由緒ある優秀校と考えられており、少なくとも九州内での就職等で困ることはありません。また、優秀な学生が首都圏に流出しないための学校とも言われ、周囲からは実力はより高いレベルだが地元志向が強いと思われています。
地元の人からは将来的に地元に戻って管理職公務員として働いたり、地域活性化に貢献することが望まれているようです。また、オタクが多い大学・学部ともされていて、実際その通りですが、外部の人からはそのように言われます。
内部生からみた評判
文学部は九州大学の中ではオタクが多い、騒がしいか物静かか両極端である、という印象を持たれています。オタクが多いという印象が持たれる学部は他に医学部も挙げられます。騒がしい、髪色が明るい、よく遊んでいる、といった学生がいる一方、おとなしい、黒髪、真面目、といった学生もいて、両極端であると他学部からは思われているようです。
また、研究室に所属するタイミングが他学部より早いため、やることが決まっている意志貫徹型の人が多い、専門性が高いとされています。存在感は大きくありませんが、九州大学の文系学部は?と聞かれてまず九大生が答えるのは文学部です。
九州大学「文学部」のそれぞれの学科で勉強すること
九州大学文学部には人文学科の一学科しかなく、各研究室で専門分化しています。地理学、社会学、心理学、哲学、インド哲学、西洋史、東洋史、日本史、考古学、朝鮮史学、美学・美術史、言語学、国語・国文学、英語・英米文学、独文学、仏文学、中国文学といった研究室があります。
2年次進級時に希望する研究室のアンケートが採られ、第1希望から第5希望まで書いて提出しますが、人気研究室とそうでない研究室の差は歴然としています。まず安定して人気なのは心理学研究室、社会学研究室です。これらに入りたいと思えば1年次に優秀な成績を取る必要があります。定員オーバーした研究室は成績順に入れるためです。
他に大体隔年で国語・国文学研究室、西洋史学研究室、美学・美術史研究室も希望者は多いですが、これらの研究室は研修や実習が他と比べてハードであるため、第2、第3希望に書く学生が多い印象です。人気研究室は当然教授の数も多いです。
九州大学「文学部」のリアルな就職先について
優秀層は外務省、総務省などの官僚になっています。国家公務員を多く輩出しています。中間層は地方銀行や有力企業に就職することが多いようです。地元で地方公務員として働いたり、教員免許を取得して教員になる人もいます。下層は地元の中小企業などです。実感としては大学院進学率もそこそこ高いので、実際の実力と進路がイコールで結びついているとは必ずしも言えないように感じます。
もともと地元志向が強い学生が多いため、それぞれの地元、あるいは福岡市で公務員になるというのが昔からオーソドックスな進路であるとされています。現在の周囲の卒業生を見た限りでは、在学中に留学を経験した人は官僚や外資系企業に就職し、していない人はそれ以外になっているといった印象を受けます。公務員講座も開講されているため、国家公務員を進路として選択する学生は今後さらに増えると考えられます。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、九州大学「文学部」の卒業生の方にインタビューをした内容をご紹介してみました。
九州大学「文学部」の詳しい就職先や学生の雰囲気、学費や奨学金制度についてもっと知りたい方はぜひスタディサプリ進路で九州大学のパンフレットを請求してみて下さい。
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