【埼玉大学】理学部の評判とリアルな就職先


こんにちは!
今回は埼玉大学「理学部」の評判について、卒業生の方にインタビューをしてきました。

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それでは、さっそく埼玉大学「理学部」の評判について見ていきましょう!
今回インタビューをした方は埼玉大学「理学部」基礎化学科の卒業生です。

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埼玉大学「理学部」の評判まとめ

埼玉大学「理学部」の偏差値と入試難易度

理学部
数学科…偏差値52.5
物理学科…偏差値52.5
基礎化学科…偏差値52.5
分子生物学科…偏差値55
生体制御学科…偏差値55

埼玉大学理学部の難易度は、千葉大学理学部の少し下、宇都宮大学理学部の少し上くらいです。

千葉大学や筑波大学、北海道大学などを受験し、落ちた受験生が2次試験で入学してくるケースが多かったです。入試の難易度は、前期が化学に関する総合問題で、すこし変わった問題ですが化学に特化して勉強していれば解ける応用問題といった感じです。

後期は化学・物理or生物・数学など、他の国立大学理学部と同じ試験形式で、そこまで難易度は高くありません。ただし、前期・後期ともに倍率が高くなる傾向があり、確実に点数をとれないと合格できないと思います。

埼玉大学「理学部」の志望理由

私が埼玉大学理学部を志願した理由は、化学を専門に、なおかつ実験に多く取り組みたかったからです。埼玉大学理学部基礎化学科は、1年次から化学実験を取り入れている数少ない化学科です。毎週の実験ノートやレポートの提出は大変ですが、早い時期から実験に取り組み、スキルアップをしたいと考えていました。

また、私は前期試験で入学しましたが、前期試験の試験科目が化学だけということも、志願理由の大きな一つでした。というのも、もともとは千葉大の教育学部を志願しており、数学Ⅲの受験対策をほとんど行っていませんでした。受験期に、教育学部から理学部へ志願を変えて、数学Ⅲを使わなくても進学できる理学部化学科を探したところ、埼玉大学理学部を受験することにきめました。

埼玉大学「理学部」に入学してから感じたギャップ

私が埼玉大学理学部に入学して、最初に感じたギャップは、化学の授業が少ないということです。1年次は「物理化学Ⅰ~Ⅳ」の授業を履修しましたが、内容はほとんど高校物理と同じでした。すでに高校で物理を履修していた私にとっては退屈で、逆に高校物理を履修せず、生物で入学した学生はかなり苦労していた印象です。

今思うとそれも化学の基礎であったとは理解しています。2年次になると、有機化学や無機化学も本格的になり、化学科らしい授業や実験内容で楽しく学ぶことができました。

埼玉大学「理学部」の外からみた評判と、内部生からみた評判

世間からの評判

周辺地域(埼玉県・さいたま市)内で、埼玉大学というとそこそこの評価をもらえます。「埼玉大学の優秀な学生さん」と言われることもありました。ただ、そうはいっても中堅大学なので、さらに高学歴な人たちのなかでは霞む印象です。

埼玉大学というと教育のイメージが強いので、理学部というと驚かれることもあります。生活マナーなどでクレームが入ることもあるようですが、基本的にはまじめな学生が多いという印象を受けていると思います。

内部生からみた評判

埼玉大学内でも、理学部・工学部はやや「よくわからない」存在になっている気がします。研究や勉強が忙しく、あまりサークル活動などに活発に参加できる学生がすくないというのも要因の一つだと考えています。

在籍している学生も、内向的な学生が多いかもしれません。4年次以降は研究室に配属され、こもりきりの生活になるのでそれは致し方ないとしても、それ以前もあまり外に向かっていく意欲はなく、交友関係もクラス内で完結している学生が多いという印象です。旧帝大などを受けてきた学生も多いので、プライドが高い学生も一定数いるかもしれません。

埼玉大学「理学部」のそれぞれの学科で勉強すること

埼玉大学理学部には、生体制御学科、分子生物学科、物理学科、数学科、基礎化学科の4つの学科があります。

生体制御学科と分子生物学科はどちらも生物系で、やっていることも大して変わらないです。教授陣の仲が悪く二つの学科に別れたと聞きました。仲が悪かった世代の教授陣が退陣したので、二つの学科が合併されるという噂もあります。

物理学科は物理を専攻します。女子が一番すくなく、むさくるしいイメージです。数学科は数学専攻ですが、よく「大学で数学は哲学になる」と言われるように、思慮深い学科だと思います。

基礎化学科は化学が専攻です。実験が早いうちから忙しいので、いつも忙しそうな学科だと認定されています。理学部内では、生物系の二つの学科が女子も多く華やかさがあります。

埼玉大学「理学部」のリアルな就職先について

埼玉大学理学部では、全体の6割くらいの学生が、埼玉大学の大学院に進学します。一部、他大や他研究機関に進学する学生もいます。

教員免許も取得できるので、数学科では教員になる人も一定数います。物理化学系だとCanonやNikon、香料の研究をしている教授もいるので資生堂などの化粧品メーカーに就職する人もいました。他には、生物の学科だとコカ・コーラウエスト株式会社や伊藤園などの食品系、物理の学科だとエンジニア系が多かったと思います。

基礎化学科は卒業研究は必修ではないので、卒業研究を履修せずに勉強し、公務員試験を受けて市役所や県庁に就職する学生も一定数いました。データの分析等でパソコンをいじる機会も多く、物理化学の研究室だとコンピューターシミュレーションが研究対象の研究室もあるので、その知識を応用してIT系に就職する人もいます。

今回のまとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、埼玉大学「理学部」の卒業生の方にインタビューをした内容をご紹介してみました。

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