京都府立大学の評判と偏差値【京都大学と比較されがちだが良い大学】
こんにちは!
今回は京都府立大学の評判について、卒業生の方にインタビューをしてきました。
結論から言うと、京都府立大学は国公立大学なため学力水準は高いですが、立地柄どうしても京都大学と比較されがちです。
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それでは、さっそく京都府立大学の評判について見ていきましょう!
今回インタビューをした方は京都府立大学文学部歴史学科です。
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この記事の目次
京都府立大学の評判まとめ
京都府立大学の偏差値
◇文学部
日本・中国文学科…偏差値60
欧米言語文化学科…偏差値60
歴史学科…偏差値62.5
和食文化学科…偏差値57.5
◇公共政策学部
公共政策学科…偏差値55
福祉社会学科…偏差値57.5
◇生命環境学部
生命分子化学科…偏差値50
農学生命科学科…偏差値52.5
食保健学科…偏差値52.5
環境・情報科学科…偏差値52.5
環境デザイン学科…偏差値55
森林科学科…偏差値52.5
京都府立大学の学生の学力レベル
私は大阪府の高校に通学していましたが、各都道府県の進学校内の中間層や、学力レベル帯の中間に位置する高校内で真面目に勉強をした生徒などが京都府立大学に進学しています。
京都府立大学の学力レベルを他の大学と比較すると、
MARCHや同志社≦京都府立大学<神戸大学<大阪大学 といった印象。
京都府立大学の世間からの評判
京都には大学が非常に多く、その中には西日本トップの京都大学が含まれているため、京都内ではとても優秀という扱いは受けませんでした。京都府立大はれっきとした国公立大学で、学力レベルでいっても中々高水準な部類に入る大学なのですが、その割には知名度が低いのが欠点だと思います。
受験事情をよく知っている教育関係者や、かつて同じくらいの学力レベル帯での受験経験者からは認められる、「知る人ぞ知る」大学といったところでしょうか。地元のバイト先では、面接のときに「あまり聞いたことがないなあ」といわれましたが、大学近くの塾講師のバイト先では、優秀な学生として重宝されました。
また面白いことに、合コンなど、同年代との飲み会の中で、京都府立大学の名前を出したときの相手の反応で、相手の学力層が測ることができます。京都府立大学の学力レベルを正しく知っている人たちは、それなりの受験事情を経験してる方が多いため、一定以上の大学出身の方が多い傾向にあります。反対に、「京都府立大学って名前からして微妙そう」という人は、あまり国公立や有名私立を受けるような受験期を経てなく、学校間の学力帯に対する知識に乏しい人が多いです。
京都府立大学の学生の様子
基本的に生徒に対する悪いイメージはありません。エスカレーター形式で推薦で上がってくる人も全くいないというのは、やはり受験制度を確固として設けている国公立大学のいいところだと思います。京都府立大学は周りの大学と比べて規模が小さく、公式にも少人数制を掲げています。なので、生徒同士の仲は非常によく、落ち着いた雰囲気があります。
また、もちろん大学なので真面目な生徒・不真面目は両方いますが、たまにどこかの私立大学であるような、授業中に先生に喧嘩を吹っ掛けるような生徒や、奇声を発したり、後ろの方でゲームを友達と騒ぎながらしているような生徒は全く見かけませんでした。ただ、どの大学でも見られる光景ではありますが、隠れてスマホなどをいじっている生徒や寝ている生徒はよく見かけました。
京都府立大学の就職先について
「どこの企業からも内定をもらえない」などの嘆きはあまり聞きませんでしたし、私自身もあまり就職活動に苦労はしませんでした。ありがたいことに、各企業の人事部からは一定の評価を得ているようです。就職先の内訳としては9割以上が民間企業に就職をし、院進学する人は珍しいです。京都に位置する大学ということもあって、京セラ・村田製作所・オムロン・ワコールなど京都の有名企業にも強いですし、三井住友銀行や三菱UFJ銀行などの安定した金融に就職する人も結構います。
学部ごとでは、看板学部にもなっている偏差値が高めの文学部が有利なんじゃないでしょうか。東京方面の就職は中々に苦労するという話は、よく先輩から聞かされていました。京都大学や大阪大学のネームバリューに対して全く歯が立たないこともあるみたいで、やはり関西出身の方がよく理解してくださることが多いみたいです。
京都府立大学の良かったところ、悪かったところ
良かったところ
①私は歴史の勉強をしたくて大学に進学したのですが、京都府立大学は文学部の歴史学科が偏差値も高い看板学科となっています。文化遺産をフィールドワークなどの調査を通して学ぶコースなどが非常に充実しています。
②日本史に関しては、参考史料が非常に豊富にあります。特に最近設立された『歴彩館』はあらゆる歴史的書籍を所蔵しており、新しいこともあって非常に建物も綺麗で利用しやすいです。歴史学習者にはとても手厚い支えになることは間違いないでしょう。
③少人数制で大学の規模も小さいため、生徒間のコミュニティがアットホームな雰囲気で非常に過ごしやすかったです。教授陣からも顔と名前をすぐに覚えていただけるため、各個人にしっかりとした学習サポートがつくのは他大学ではあまり見られない大きな利点だと思います。
悪かったところ
①私は大阪から通っていましたが、アクセスに少し不便さを感じました。例えば、同じ京都に位置する大学として同志社大学があるのですが、そこは市営地下鉄の駅と大学構内が直結していたりします。対して、京都府立大学は北山駅から少し歩かなければならず、また、京都に下宿する友達は京都のバスが複雑で不便であると言っていました。
②大学構内の狭さが少し気になりました。そこらの高校と同じレベルで狭いため、大学進学した時に憧れていたキャンパスライフ感が少し削がれたような感じがしました。
③少人数制のため、カリキュラムは結構他大学と比べてしっかり組まれており、そこに厳しさを感じる人もいるかもしれません。一人一人、先生の教育の恩恵が行き届く環境下に置かれることを是ととるか非ととるかは本人の学習意欲に大きく左右されます。
京都府立大学に4年間通ってみていかがでしたか?
非常に良かったと思います。アットホームな雰囲気は学年を跨いだ繋がりを作るのに大きな助けになっていると思います。親切な先輩方の助けは京都府立大学におけるキャンパスライフやその後の就職活動でも大きく活きてくるので、コミュニティをより大切にできるこの環境は素晴らしいものだと思います。同年代の学友も個性的な人々が集まっていて、楽しい4年間を過ごせました。
歴史を学ぶにあたってのアドバンテージが非常に大きいことも、この大学の大きな魅力の一つといえます。歴史的文化財が豊富な京都に位置しているため、とても多くのフィールドワークが開催されます。そこで何よりも素晴らしいのは、他学部の学生であっても、そのコースに参加できるという点であり、歴史学習に強い環境・歴史に特化した著名な教授陣など、この大学は歴史を学ぶ上で、どの大学にも勝るサポートを提供してもらえる場所であると思います。
京都府立大学の基本情報
京都府立大学の住所と最寄駅
◇住所
〒606-8522
京都府京都市左京区下鴨半木町1-5
◇最寄駅
京都市営地下鉄烏丸線「北山駅」より、南へ約600m
京都府立大学の学費(4年間)
京都府立大学の学費は以下の通りです(入学金含む)
文学部…学費231万円
公共政策学部…学費231万円
生命環境学部…学費231万円
奨学金情報や学費免除制度をはじめとした詳しい学費情報は、京都府立大学の学校パンフレットでご確認下さい。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
京都府立大学は国公立大学なため学力水準は高いですが、立地柄どうしても京都大学と比較されがちです。
また、奨学金やサークル情報などといった詳しい事を知りたい方は、京都府立大学の学校パンフレットをお取り寄せ下さい。
スタディサプリ進路というサイトを使えば簡単に京都府立大学の学校パンフレットを取り寄せる事ができます。
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