【東京大学】文学部文科三類の評判とリアルな就職先


こんにちは!
今回は東京大学「文学部」の評判について、卒業生の方にインタビューをしてきました。

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それでは、さっそく東京大学「文学部」の評判について見ていきましょう!
今回インタビューをした方は東京大学「文学部」の卒業生です。

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東京大学「文学部」の評判まとめ

東京大学「文学部」の偏差値と入試難易度

文科一類…偏差値70
文科二類…偏差値67.5
文科三類…偏差値67.5

東京大学文学部の難易度は、東大文一文二の下、国内の文学部ではトップクラスです。

同級生は大抵が慶應大学や早稲田大学、あるいは関西の関関同立を蹴ってこの大学に来ていました。そもそも私大併願していなかったという話も少なくなかったように記憶しています。

落ちた大学という点では、帰国子女枠の友人はオックスフォード大学に受からなかったので東大に来たと言っていましたが、多くは前期もしくは前年に東大に落ちたリベンジを果たして入学したというパターンでした。

東京大学「文学部」の志望理由

私が東京大学文学部を志望した理由は、自分には何も取り柄がないと考えていたような暗い高校時代を過ごしていたため、せめて勉強を頑張れば人生ひとりでも生きていけるのではないかと考えたからです。そのためにも誰も文句のつけようのない大学を目指そうと考えました。

また文学部を選んだのは、幼い頃から本を読むことが好きだったので、より深く本の世界に没頭できる場所は何かと考えた結果でした。小説をただ読んで面白かったと終わらせるのではなく、時代背景などから読み解くことで作者の思惑を超えた作品の魅力を見出すことに楽しさを感じていたからでもあります。また大学に入れば、自分と同じような人がいるのではないかという期待もありました。

東京大学「文学部」に入学してから感じたギャップ

私が東京大学文学部に入学してから感じたギャップは、一部の都内有名私立高出身者を除いて、良くも悪くも地方出身者が多いということでした。男女共に勉強だけしてきたというよりはバランスの取れた人が多いものの、目立って頭のいい人はさほど多くなかったという印象です。

女性の東大生が入らないサークルが普通に存在していることに大変な違和感がありました(男子東大生と近隣の女子大生のみが加入できるテニスサークルも当時少なくありませんでした)。

東京大学「文学部」の外からみた評判と、内部生からみた評判

世間からの評判

自己紹介をすると、意外に普通の人でびっくりしたと言われることが多いです。ほめてもらえるのはうれしいのですが、自分は大したことがないのに過大評価されることが多く、個人的には大変居心地が悪かったように思います。肩書きと中身が伴っていないのは辛いだけだと人生で初めて知りました。

またライブドア事件以降は「ホリエモンがいたんでしょ?」と言われることもありました。地元では立派な大学という印象なので、親孝行はできたのだと思います。

内部生からみた評判

東京大学文学部は、私の在学中には他大学同様に「遊ぶん学部」と呼ばれて揶揄されていましたが、文学部の学生は大半が実験やレポートに追われることなく自分の好きなことに没頭できる環境に満足していたような印象があります。(実際のところ、ごく一部の専攻を除き、単位を取って就職先が決まっていれば文字通り遊び呆けても卒業できたので、ほとんど大学に来ない人も少なくありませんでした)

学科によって異なるものの、法学部や経済学部と比べて就職を強く意識して三年次からインターンシップをしたり、逆にいつまで経っても内定が出ずに苦労している人など二極化が激しかった印象もあります。

東京大学「文学部」のそれぞれの学科で勉強すること

東京大学文学部には、思想文化学科、歴史文化学科、言語文化学科、行動文化学科がありました。就職という意味ではマスコミ就職率の高い心理学、社会心理学、社会学専修のある行動文化学科がもっとも人気が高く、女性比率も高めでした。

また言語文化学科も英文学やフランス文学専修があるため、女性人気が高い学科だったように思います。専門書ではなく一般書を出していたりメディア露出のあったりする東大文学部の先生はほぼどちらかの学科に属していたように思います。

一方で哲学や宗教学のある思想文化学科や、日本史や東洋史などのある歴史文化学科はわが道を行くタイプが多かったように思います。思想文化学科のなかにあるインド哲学専修には、大きなお寺の跡取りという人もいました。

東京大学「文学部」のリアルな就職先について

東京大学文学部の優秀層は、国家公務員、東京三菱銀行やみずほ銀行などのメガバンク、日本テレビやNHK、講談社、日本経済新聞などの大手マスコミ、電通というようないわゆる就職活動人気ランキング上位企業の内定を複数取っていました。

自分の身近には、東京ガス、日本郵船、資生堂、アクセンチュアなど業界トップクラスの企業に就職した人がいました。NTTデータには複数人が同期として入社していて、当時はまだ意外でした。

とはいえ、同級生の半数近くは東大の院に進学していたように思います。変わり種としては、青年海外協力隊に参加した人もいました。残念な層としては、行方不明になる人が毎年一定数いたはずです。あるいは院試、司法試験や会計士試験などの資格試験に落ちて浪人生活という人も少数派ながら存在していました。彼らが翌年どうなったのかはわかりません。

今回のまとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、東京大学「文学部」の卒業生の方にインタビューをした内容をご紹介してみました。

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