【東京大学】工学部(理科一類)の評判とリアルな就職先
こんにちは!
今回は東京大学「工学部」の評判について、卒業生の方にインタビューをしてきました。
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それでは、さっそく東京大学「工学部」の評判について見ていきましょう!
今回インタビューをした方は東京大学「工学部」電気電子工学科の卒業生です。
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この記事の目次
東京大学「工学部」の評判まとめ
東京大学「工学部」の偏差値と入試難易度
理科一類…偏差値67.5
理科二類…偏差値67.5
理科三類…偏差値72.5
東京大学理科三類の下、二類の上くらいです。他大の医学部などとは同等かそれ以下、理工系で言えば日本で一番難易度が高いのではないかと思います。
慶応の理工、早稲田の基幹理工を滑り止めとして受け受かりましたが、蹴ってこの大学にきました。あと、センターの点を開示前に知りたかったこともあり、行くつもりはなかったですが早稲田の政経のセンター利用を出願し、合格しました。
自分の知る範囲では、東大に受かる実力があるのに受験しなかった人は多くいますが、東大を蹴って私大に行った人は聞いたことがないです。
東京大学「工学部」の志望理由
私が東京大学を志望した理由は、国公立で学費が安く、進学振分け制度と呼ばれる入学後に学部を選べる制度があったからです。また理系の研究では国内でもっともレベルが高いとされる研究室などが多くあること、受験生の時は建築学なども候補に入れていたので建築学科がある大学が良いと思っていたことも受験した理由としてあります。
早稲田の建築などは受験でデッサンなどが必要で、デッサンなどは予備校では勉強しづらかったため、筆記のみで受けられる東大は魅力的でした。私大の理系は国語がないことなども多いのですが、自分は国語(特に古文、漢文)が得意で、また東大は国語の配点が高く自分に有利だったことも受験しようと思った理由の一つではあります。
東京大学「工学部」に入学してから感じたギャップ
東京大学は最初の二年間は教養課程と呼ばれる共通のカリキュラムを受けなければならず、無駄なことを学ぶのは面倒臭いと思っていたのですが、自分は文系の授業を受けるのが楽しかったので思ったよりも良かったです。
他大よりも陽キャが少ないということは聞いていて、聞いていた通りあまり遊ばずに勉強する人の割合が多いのではないかと思いましたが、一部のダンスサークルやテニサーの人など勉強せずに遊んでばかりの人も多くいました。
安定志向の人が多いと世間では言われることが多いと思うのですが、理系にしては他大より企業やベンチャーに就職しようとする人は多いのではないかと思います。少しは女子がいると思っていたのですが、思ったよりもずっと少なく、最初は驚きました。
東京大学「工学部」の外からみた評判と、内部生からみた評判
世間からの評判
年配のかたやあまり大学事情に詳しくない方からは純粋に、東大かすごいね!と言われることが多いです。親戚などの間でも、誇らしいイメージを持ってもらっていると思います。東大生は勉強はできるが仕事はできない、という考えの人もよくいらっしゃり、よくわからない説教をしてくる人もいます。
大学生などからは東大工学部は隠キャ、奥手なイメージがあるようで、あまり恋愛やコミュニケーション的にはいいイメージは持たれていないような気がします。学問の分野だと、大したことはしていないと思うのですが、東大というだけで勝手に一目置かれたりすることがあり、悪い気はしないですがやりづらい時もあります。
内部生からみた評判
全体として見たら、とにかく人数が多く、また女子の比率が少なくてオタクやツイッターが好きな人が多いイメージだと思います。また、かなり授業などは多いので忙しい、試験に追われている人が多いというイメージもあると思います。
文系の学部などに比べたら真面目な人の割合は多いのではないかと思います。留年する人などは経済学部や文学部などに比べれば低いのではないか、と思います。
ただ、就活やインターンに打ち込んだりする、いわゆる意識が高い人の割合は少なく、なんとなく日々の勉強をこなして過ごしている人も多い気がします。
東京大学「工学部」のそれぞれの学科で勉強すること
工学部には数多くの学科があり、知らない学科も多いので全部紹介は仕切れないですが、例えば宇宙航空学科は飛行機やロケットの研究をしていて人気が高く、頭のいい人が集まっているイメージがあります。
建築学科は女子の比率が高く、おしゃれな人が比較的多いのではないかと思います。機械情報、電子情報といった情報系の学科もAIの人気などから頭のいい人が多く集まっているイメージです。
自分の電気電子は最近国内の電気系企業の業績が良くないこともあり普通か少し下くらいの人気な気がしますが、就職などは他学科よりもよく、AIなども学べないこともないのでそこまで人気はさがっていないイメージです。機械系などの今時な感じがしない学科ほど人気が低いイメージです。
東京大学「工学部」のリアルな就職先について
優秀な層の人たちは、研究職であればソニーや日立、三菱電機、東芝といった大企業に行く人が多く、それ以外であれば外資系のコンサルや金融系の企業に行く人もいます。
また本当に優秀な人は起業をしたり、先輩が作ったベンチャーにいってやりたいことをやる人もいます。(そもそもほとんどの人が修士に行くので修士卒業後、ということになりますが)うちの学科では推薦制度があり、普通な人、残念な人でも学科の推薦制度があるために国内の大?中規模くらいの企業の研究職にはほとんど必ず就職できます。
他の学科でも似たような制度があるので、就活が苦手な人は推薦制度を使う人が多いです。特にOBがいる企業などは推薦の時の面接の練習などもさせてもらえるところが多く、また東大枠と呼ばれるものもあるそうで、かなり有利に就活をできるようです。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、東京大学「工学部」の卒業生の方にインタビューをした内容をご紹介してみました。
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